====== Log4j2 ======
{{tag>java log4j2}}
===== 設定ファイルの指定方法 =====
すごく簡単にまとめると、下の順番で検索して最初に見つかったものを使用する。
- システムプロパティで指定されたファイル: VMの引数で''-Dlog4j2.configurationFile=/path/to/log4j2.xml'' (2.10より前のバージョンでは''log4j.configurationFile'')
- クラスパス上の''log4j2-test.xml''
- クラスパス上の''log4j2.xml''
システムプロパティの代わりに環境変数''LOG4J_CONFIGURATION_FILE''で指定できたり、
設定ファイルをxml以外で書けたりするが、おおざっぱにまとめると上の法則。
===== 設定ファイルの変更を動的に反映する =====
...
ルート要素''Configuration''の属性''monitorInterval''で設定。
値は設定ファイルの変更をチェックする周期で、最小値は5(秒)。
値に0を設定すると動的反映が無効になる。
===== 出力するログレベルの指定方法 =====
下記のように指定すると、''com.example''以下は''warn''、''com.foobar''以下は''debug''、それ以外は''info''レベルで出力。
===== 最近のお気に入り =====
最低限の設定をしたフォールバック用をjarに巻き込む。
本番環境用の設定はシステムプロパティで指定する。